THE 寺メシ

勝楽寺の朝ご飯。禅寺では粥座(しゅくざ)と言います。お粥をいただきます。それぞれ自分が管理する持鉢(じはつ)という食器を使って、いただきます。柝(たく)と言う拍子木を叩き、お経をお唱えしていただきます。小皿にのった米つぶは、サバと言って、有縁無縁の精霊にお供えするために、各自がお茶碗の中から少しずつ、お供えします。最後にお茶で洗鉢して、食後のお経をお唱えします。食事は命を繋ぐ大切なものをいただく感謝のお勤めです。朝のお勤め座禅と境内掃除が終わっていただくお粥は何よりも美味しいです。